アトマダ寝具店の羽毛布団は全てオーダーメイドです。
国内の信頼の置ける工場に依頼をしており、
生地、縫製、充填、仕上げにおけるまでを国内にて
職人の手で1枚1枚お作りさせていただきます。
作成からお渡しまで2週間〜1ヶ月を要しますが
お客様の生活環境を聞き取りし、最適な仕様をご提案することが可能です。
お値段も既製品と変わらぬお値段でお届けさせていただきます。
今回の羽毛布団はアトマダ寝具店のオリジナル商品です。
世界最軽量である生地をドイツ サンダース社に生産して輸入し、
原反ごと買い上げて使用しております。
羽毛布団を買われる際はまず生地とキルトを決めてください。
羽毛の質と量は一番最後にしていただくと
使われる方の寝環境に合わせた過不足のない羽毛布団の性能が十分に発揮でき、
またオーバースペックな商品を買う必要もなくなります。
*分かりにくい場合はお電話などでお問い合わせください。
バティストとは・・・
細番手の細い糸を高密度の1本1本平織りで仕上げています。
「とにかく軽量」ということと「抜群の通気性」が特徴です。
生地が軽いことにより羽毛の膨らむ力を抑えつけず、
しっかりと膨らむので沢山の羽毛を入れる必要がなくなります。
質の良い羽毛の力を最大限に引き出します。
真冬でも暖かいというのは絶対ですが、
製品にした際には軽量で体に沿う機能を持っているので
羽毛の充填量を抑えることができ、製品の価格を抑えることができます。
あまり語られない羽毛布団の通気性という点は「熟睡」するというテーマに
おいて湿気をコントロールするためには必須事項となります。
一般的な生地の半分以下の重さです。まずは軽さにびっくりします。
通気性では日本の羽毛布団の生地規格以上の性能を誇ります。
平織りの重い生地(40〜60番手など)は一般的に
安価な羽毛布団に使用されます。特徴はどしっと重さを感じます。
今回の生地は130番手〜150番手の単糸を使用しており、それとは別物です。
国内の布団メーカーは「平織り」と聞くだけで生産を躊躇います。
平織りは全ての糸を飛ばさず織るので糸が滑りにくく
上質な紙の様なパリッとした生地感が特徴です。
衣服では薄手のタイプライター生地の質感が近いです。
寝具の本場であるヨーロッパでよく見かける生地です。
耐久性にも優れており、メンテナンス次第で
長期間使用していただくことができます。
反対に日本の羽毛布団の多くはサテン(繻子)織りです。
糸5本セットからなる織り方で多いところでは
4本を飛ばして織り上げることから高密度にしても
糸が浮いている部分が滑ってソフトな肌触りになります。
中の羽毛の吹き出しを抑えるため高密度に織っても
柔らかく吹き出しがしにくいというのがメリットです。
ただ軽さを出そうとすると細い糸を使うことになるので
使用するとかなり高額な羽毛布団に限られてしまいます。
欧州ではなぜバティストを使用するかというと、
まず生地が100%綿であるということは絶対条件です。
(日本では綿85%ポリエステル15%という生地が一般的です)
最近ではポリエステル100%などという羽毛布団には
あってはならない生地が使用されることも多々あります。
天然素材である羽毛を包むのに天然素材ではないものがくること自体が
彼らからすると違和感になるからです。なぜかというと・・・
人間から出た水分をまずは生地が受け止めてから
すぐに羽毛に吸わせてあげることを考えているので
「コットンで通気性のいいもの」というのが自然な考えだということなのです。
羽毛が調湿し、調温してくれることをよく知っているからです。
また、日本の羽毛布団にはダウンプルーフという樹脂加工が
裏面に施されており、通気性を損ねてしまう一番の原因になります。
創業130年を誇るサンダース社はファイバープルーフという
生地織りの加工のみで羽毛の吹き出しを抑える技術を持っています。
これに相当する高級生地にはブラームシェタッチと呼ばれる称号が与えられます。
ブラームシェとはサンダースが創業している都市名になりますが、
この地方で羽毛布団生地を作成するメーカーの中で
最も品質の高い生地に与えられる証になります。
生地自体が重くなってしまうと羽毛の反発性を制限してしまい
適正な能力を発揮できないばかりか、耐久性にも関わってきます。
今回はポーランド、マズーリ地方の放し飼いのグースを産地限定し、
さらにハンドピックされたダウンのみを使用しています。
グースダウンに限っては現時点で最高の組み合わせを実現しました。
反発性の高い羽毛をのびのびしたお部屋を作るために
一般的なマチ高よりも3cmアップし、8cmに仕様変更。
これによって高い復元性が十分に発揮され、羽毛の健康性が保たれます。
最初は海外のバティスト生地の羽毛布団(製品)を輸入することを考えましたが、
海外規格を日本仕様に直してから空輸することで価格は青天井に上がっていきます。
*Sサイズで約30〜50万円程です。
その意味で国産でサイズも製法も日本の気候や規格に合わせた
ハイブリッドな羽毛布団を作ろうと考え、いろんな方のご協力をいただきながら
海外の生地を使用するところまでようやく来れました。
沢山の想いが詰まった羽毛布団です。
本当の「熟睡」を沢山の方が当たり前にとっていただける
そんな時代が来ることを願っています。
サイズ: 150×210 (シングルロングサイズ)
羽毛: ポーランド産マズーリホワイトマザーグースダウン
*ハンドピックダウン(手選別)
1.0kg 440DP プレミアムゴールド
(ダウン95% フェザー5%)
生地:ドイツ サンダース社 ブラームシェタッチ
綿100% 糸番手(縦134 横152)
打ち込み 200×183本
目付 68g/㎡ 通気度 5cc
キルト:完全立体キルト 均等5×6 30マス
(キルト内部をメッシュ生地にて遮断し、羽毛が移動しない仕様です。)
マチ高:8cm
8箇所ループ
日本製
シングルロングサイズ 150×210cm 250,000円+税
セミダブルロングサイズ 175×210cm 312,500円+税
ダブルロングサイズ 190×210cm 350,000円+税
クイーンロングサイズ 210×210cm 437,500円+税
*その他サイズはお問い合わせください。
ーーーー羽毛布団についてーーーー
アトマダ寝具店の羽毛布団はオーダー受けてから生産いたします。
HPに掲載するものは店頭のサンプルですので
ゴアテックスに限らず、生地・キルト・羽毛・充填量など
ご予算に合わせて作成することが可能です。
ご予算はおおよそ3万円〜200万円程の間でお受けできます。
オーダー品は時期により羽毛の価格が変わるため
予告なく価格変更させていただくこともございます。
国内工場と直接提携による高品質な羽毛布団が
お値打ちにご提供できます。
お使いになる方と使用環境をお聞き取りの上、内容をご提案。
その後お見積もりさせていただき作成していきます。
お見積だけでも結構です。お気軽にご相談ください。
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