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2019/08/27 18:30



各メーカー・店舗にて寝具専門店では当たり前となりつつあるオーダーメイド枕。

結果何がいいのか、何が違うのか分からないのが現状かと思います。
(興味がなければ最後のみ読んで下さい。)

基本的な事を言うと枕がなぜ必要なのか?
中には枕を使っていないという方もいらっしゃいますね。
こんなアーチ状の橋を想像していただければ良いと思います。




アーチの下が空洞であれば構造物には常に負荷がかかっています。
仰向けになった状態で寝ている人間に置き換えてみましょう。
この橋を支えているのは橋脚。人間の体で言う「筋肉」です。
橋脚の上に乗っている橋桁は「骨」という事になります。
骨は筋肉によって守られており、支えられています。

橋の下に空間があれば橋の負荷を支えようと
脳からの指令が出て筋肉が収縮します。
ちなみに筋肉は力を入れた時には縮む事しかできません。
熱いものを触った時にとっさに手が引いてしまうのはこの為です。
前と後ろ、表と裏の筋肉が縮んだり伸びたりしながら骨格を支えています。

ではこの空間が埋まっていれば、筋肉はどうでしょう?
負荷が地面に分散しますから筋肉を酷使する状況は生まれないという事です。
これが「枕」の必要性です。

空間の大きさ(枕)合っていなければ
この関係性が崩れますから頭部を支えるため
一晩中無意識に筋肉を硬直させ疲労したり、
力が入っている状態ですか血行不良を起こして
コリや張りなどを生む原因になる訳です。
その人その人に合った隙間を埋めてあげ、
筋肉の硬直を解放してあげる。
これが各社オーダーメイド枕の原理だと思って下さい。

構造物の先には人間の「頭部」があります。
その重みを筋肉と骨が支えているということに
なりますね。人間の頭の重さはどのくらいあるか
ご存じでしょうか?
およそ体重の10%が頭部の重みになります。
60kgの方は約6kgという事です。
ボーリング球ほどの重みがありますので、
頭部は意外に重いんです。
これが活動中であれば立っているか
座っているかになりますからその時は
首から背骨に掛けて全体の筋肉で支えているので
負担は分散しますし、同じ体勢のままで辛ければ、
背伸びしたり席を立ったり休憩したりと
無意識にも同一の部位に負担を掛けない様に行動するはずです。



では寝ている間はどうでしょうか?
勝手にベッドから起き上がってコーヒーブレイクを。
っという方はいないと思います。
寝ている間であれば「寝返り」という行動で
筋肉の負担を減らしているのです。
沢山の文献はありますが8時間の睡眠に対して
およそ2〜30回の寝返りを打っていれば正常と捉えられています。



先ほど橋の話をしたのは仰向けの話です。
では横向きになったときは空間の大きさが変わります。
特に肩幅の広い男性や身長の高い方は仰向けと
高低差が大きくなる傾向にあります。
ではこれが頭の大きさや形状、首の長さ太さ、胸の厚みや肩幅と、当たり前ですが人によって空間の大きさが異なります。



一方既製品の枕はどういった所から開発をしているか。ですが、ここで私の経緯を少しお話ししておくと
前職では日本一の売り上げがある寝具専門店でまくらを始めとする商品開発者として勤務し、
店頭ではお客様のオーダー枕も何百個も作成しました。
何十万個というオーダー枕の膨大なデータと向き合い、それを既製品の枕に活かし開発を手がけておりました。
そう。既製品とは平均値の産物であってそれに合う人が多いだろうというだけです。
通販などでみる「多数のデータを活かしたこの商品は・・・」というのはやはり平均値に過ぎません。
では現在既製品を使用して痛みや違和感、不眠に苦しむ方がいらっしゃる現状はどう説明すべきでしょうか?
多少乱暴な言い方をすればその方が平均値の円から外れている体型かも知れないという事になります。
*イメージ図でいうと青い円の中が平均値対応出来る方、赤い点の方は既製品が合わないという事になります。




これが寝具に対して不眠改善を求める熱量の差にもつながります。
つまり「寝具など横になれればそれで良い」と言われる方は平均値の円の中に入っている方。
もしくは健康維持に格段の努力をされている方でしょうし、
円の外にある体型の方は自分にあう寝具を見つけるために方々の情報を求められている。
俗に言う「枕難民」という言葉が生まれた経緯もあります。
不眠に苦しむ方にとっては毎日やってくる寝ることが辛い訳ですから
寝具のマッチングという事が早急に改善したい第一項目であるのです。
そこでオーダーメイド寝具を必要とされる方が多くなっているという現状があります。

いずれにせよこの「赤い点の方」を救う為の寝具のみに特化し、
オーダーメイド寝具をもっと探求すべきと考え、ご協力いただける枕メーカーさんにお声がけし
同じ愛知県内にあるキタムラジャパン様にご協力を仰ぐこととなったのです。
以前より商品も知っており面識があったということもありますが、
こういった相談をするとキタムラさんもオーダーメイド枕に興味があるとのこと。
ここからは話が早く、トントン拍子に商品開発が進みました。



このキタムラさんの強みは何と言っても機能的なデザインと縫製能力の高さです。
人間の丸みに合わせたジムナストシリーズはグッドデザイン賞を受賞するなど、すでに既製品枕としても実績がありますが
これを元に発展させたGymnast Prime Pillow Systemによってデータを共有しながら
 商品開発を行い、一つのフルオーダーメイド枕を完成させました。
これを取り扱いするのは当店のみですので、レビューなどは当たり前のようにありません。
できれば店頭にてお試しをしていただきたいと思っております。


多くの既製品枕の中材は海外製が多く、耐久性もありません。
国産のビーズやパイプにこだわっており、数種類を部位に合わせ使用しております。
縫製・仕上げまで愛知県産。中材充填も当店で一つ一つ行います。
使用するユニットは2種類です。

主に女性やお子様、小柄な男性に向け使用するユニット (コロンベーズ)


体格のいい方、男性向きのユニット (プラスベース)

以上の2種類を使用します。共に価格は変わりません。
作成までにあたってはカウンセリングを行い、ご面倒ですが現在使用の寝具や住環境を聞き取りいたします。
家の間取りや構造、生活のサイクルなども含め全てが寝環境に反映してしまうからです。

作成後は無期限で調整も行いますし、中材追加時などに調整代金はいただきません。
すでに枕本体の初期費用に含めてあります。

Gymnast Prime Pillow    22,000yen (Tax in)

長かったのですが一番最初に戻ると・・・各社で何が違うか?ですが
「考え・原理」はほぼ一緒です。
どの枕の構造もよく考えられています。悪いものがないと言って良いほどです。
その上で発言してしまうと、担当者の相性ではないでしょうか 笑
結果そうなんだ・・・っという回答で申し訳ありません。
高額な商品ですし、その後のメンテナンスなどの事が多く関わってきます。
買う方も売る方も人間なので、その上で販売している方と良くお話ししてみることです。

オーダーメイド枕を否定される一つに今の現状の体型に合わせてしまうので、
正常化した際に合わなくなってしまうと言われることもありますが、
体格・姿勢が変わったり、寝具の買い替え、妊娠・出産など大きく寝環境が変わる際には
全て中材変更し、高さなども調整が可能です。
その際の費用もいただきませんので何か違和感があった際にはすぐにお持ち頂ければと思います。

外から見ると一見怪しい寝具業界が変わるきっかけになればと思い微力ながら独立をしました。
メーカー・工場と直接取引きをし、透明性のあるビジネスを構築中です。
布団屋の主たる営業のお電話や、高額商品の受注販売会、寝具イベント等も当店は行いません。
ご来店いただく一人一人のご要望と環境を伺いし、お時間はかかりますが一つ一つ商品作成します。

現在持っている寝具・素材についての知識などもこのページを通して書いていこうと思います。
お時間のあるときにでもお読みいただければ幸いです。
私の場合どうなの?など具体的なご質問等はいつでもお伺いいたします。
お気軽にお問い合わせください。