• shopping cart

2020/05/01 17:27

いつもは睡眠や商品、素材について書いていますが
早めのターニングポイントが来たものと捉えて
ここから先の事を少しお知らせしようと思います。

後半はこの騒動の中で私の考えていることをつらつらと
書いてしまったので最後まで辿り着けずとも諦めていただいて結構です。



現在はご存知の世情より店舗は閉めています。
嬉しい事にメールやお電話などでのお問い合わせが増えており、
今回初めて海外からお問い合わせをいただいたりと
無いなら無いでどうにかなるもんだと
私も含め人間の適応能力には驚かされています。

ただ目に見えて分かるほどに通常な状態に戻るまでには
まだまだ時間がかかることではないかと思います。

この時間で少しインプットする時間と考える時間を
与えてもらったのではと考え、元通りになった時には
新しいことを始められるように早めに店舗を閉めました。

その結果、、、
少しだけリニューアルをかけようと思っています。



当店は開業から1年経っていない訳ですから
店舗リニューアルには早すぎかと思ったのですが
創業当初よりいつかはやってみたいと思っていたことが幾つかあり、
「今からやれるように自身を拡張してみよう」という気持ちから
なるべく予算をかけずにできることを考えました。

残念ながら補助金、保証金、協力金などものは
今の所、全てにおいて前年の売り上げ対比が無い
当店にとってはその対象に当てはまりませんでした。
*多方からご連絡もいただきましたが追加のものもダメでした。。

ただよくよく考えれば元々社会的な保証を求めて
寝具店をやりたいと言い出した訳は無いので、
ここに来て「くれ」というのも虫が良すぎかなとも思います。笑

その中で動く事は勇気が必要ですが、
たくさんの方の力を借りて実現しそうなところまできました。
まずはリニューアルのご報告のみ。
5月中に着工し、6月からその営業ができればと思います。
内容はしっかり定まってから告知します。

当初は寝具カテゴリーの中でやりたい事や取り扱いたい商品を
経験の無い私が本当に扱えるのかどうかも分からず、、、
*今より開業準備の時の方が相当不安でした。

あちらこちらに走り回り、いきなり海外買い付けにも行く始末。
自身の生活スタイルも確立していなかったので
新しい事を始めるにはまだ力不足だと感じていたのです。
「ちょうど良かった」と言えばこじつけなのかもしれませんが
やってみたいと思える事があるのは幸せな事です。

この状況だから見えてきた事もあります。
これだけの状況になりテイクアウト、ドライブスルー、
買い物代行や配達など。特にウェブ上から注文ができたり
場所と人手をかけず提供できるサービスが
奇しくも世の中で確立しようとしています。

今後もフォームができてしまえばそのサービスが
なくなるという事はありませんし、今回の事によって
少人数でやれるシステムに拡張された事によって
「意外にいけるかも!?」と思っている企業が多くあるのではと想像します。

私が実店舗を設けたたかった意味は以前にも
ちらっと話した気はするのですが、やはり「愛」だと思います。
今回の事でより強く思うようになりました。

プラスして自らの中でより浮き彫りになったのですが、
「見えないもの」と「見えるもの」どちらを信じるか。
現代は圧倒的に「見えるもの」だと思います。

特にマスクなどは分かり易い例だと思いますが、
見えないウィルスより、マスクをしているかしていないかで
人間の感情がこんなに変わってしまうのかと
思うと非常に残念な気持ちにもなります。

対して大元のウィルスこれは「見えないもの」です。
これを原因に世界中の人間が不安になり、
恐怖し、大騒動に陥っています。
本質的にはウィルスが蔓延する事が問題であるのに
マスクをしない人。営業を続けるパチンコ店。
こちらの方が大きく心に刻まれてしまいます。


最初に言っておくと、私ははっきり言えるほどの宗教もありませんし
特定のカルトにも政治団体にも属していませんが、
「信仰の形」というのがより濃く見えたなと思っているのです。

海外では日本よりも強制力のある形で外出規制が敷かれています。
その中でも互いに支え合い、励まし合い、職業や立場を超えて
困難を乗り越えていく姿が映し出されています。
日本が強制力を持った外出規制できない理由もですが、
もしくはそうなった場合どうなるでしょうか。
非常に個人的な見解ですが、いいニュースは出てきそうもありません。

当然、現実世界もネット内でも助け合いや励まし合いが行われていますし、
それが当然だと思われている方も多くいらっしゃると思います。

ただ彼らには絶対的な信仰対象が存在し、
同じものを信仰しているからこその心の安定と
同じ気持ちを思う他者を尊ぶ事が出来るのではないかと考えました。

ちょっと脱線して・・・
分かり易く言うと車の後ろのガラスに貼ってある
「YAZAWA」のステッカーでしょうか。
彼らには絶対的な信仰対象があり、場所、年齢、背景、職業
すべてのものを超越する素晴らしいコミュニティーがあると想像します。

永ちゃんがこういう発言をするかどうかも知りませんが
「この状況をサバイブして乗り切れ!」と言えば
一致団結することは間違いないのだと思うのです。
ただこれもすべて「目に見えるもの」です。

話は変わりますが2月末、関西の出張に絡ませて
以前から行きたかった高野山金剛峰寺に初めて行ってきました。


(写真を撮ったのはスリッパが可愛いなと思ったこの写真だけでした)

私もその時にはこんな事態になると思っていなかったのですが、
世界の混乱がいち早く収まり、人々の安息が得られるようにご祈祷してきました。
*この言い方があっているのかもわからないほどに無知なのですが。

お寺自体の建物やその周りの集落は「見えるもの」。
そこに集まり熱心にお祈りを捧げていらっしゃる方たちが
見ているのは「目に見えないもの」の信仰の様な気がします。
同じ「宗教」なので当たり前ですが、
欧米のそれと同じベクトルだと感じます。

日本は世界的に見ても珍しい国だと思っています。
ちょっと古い本で読んだことだったので正しいデータかは分かりませんが
無宗教国は世界でもたった5%のみだそう。
当然私もないのですが、「あなたの信仰する神は何?」と海外で聞かれても
「何もありません」という方が珍しいということになります。
信仰心の高い国の方からは本当にびっくりされます。

物理的には狭い国土の中で急速に発展し、人口を一気に増やしながら
資本主義の中で邪魔になってしまったものや
元々日本に息づいていた八百万の神の意識や自然の美的感覚。
土着する価値観と過去を共に捨て、戦後の混乱から一気に欧米化しながら
モノマネと馬鹿にされていた人種がホンモノを超えるまでに上り詰めました。
当時は「何が何でも豊かな暮らしをするんだ!」という
目に見えない同一意識がどこかにあったからだと思います。
これも一種の信仰なのかもしれません。

上り詰めた後の成熟した現代日本に生きるからこそ、
もう一度回帰すべきなのでは?と思い心を整え
この混乱に立ち向かうために高野山へ足を伸ばしました。

店に戻ってから考えた結果、私にとって見えるものは
「店舗と商品」見えないものは「愛」
この二つを信仰し、二つをより近付けた関係性にすることを
店舗でやってみたいと思います。

プラスして素人感覚を外さないことが大切だと思っています。
表向き私は寝具のプロですが、プロ中のプロには近づかないようにしています。笑
決して怖いからではないですよ。過去に良い事が無かった・・・
という事だけ書いておきます。

今回の内容は「こいつ怪しい奴では・・・」と思われても仕方ないことですが
自然の中で成り立ったものにはすべて意味があるはずと信じています。

裏返すと人間が無理やりに作り出したものには本質はないのだと感じます。
実業家の大統領誕生を言い当てたフランスの思想家が
2020-30は利己的な感覚が世を支配し、「怒りの時代」に入ったと述べていました。
「他利主義と協力」が次世代のカギになるとも述べています。

「作為的に見せるもの」ばかりに振り回されていると極論
そのうちに赤と黄色のものにしか反応しない
人間になるのではととても不安に思うことがあります。

先人たちが作ってきた歴史、この上に今の私たちがいます。
環境に適応し、困難を乗り越え、幾度も這い上がる。
それには今「見えないものを信じる力」というものが
必要なのではないかと思います。

また話は逸れますが、
この騒動の中でニュースがすべて「人間側」に立っていることに
とても違和感を感じることがあります。
ウィルスも同じ生き物なのでは?と思うのです。
必死に生きているからこそ媒介を求め、
種の保存のため環境に適応し、
困難を乗り越えようとしています。
これは人間と全く同じことだと思うのです。

疫病は昔からあることですし、必ず繰り返すものです。
現代人の想定を超えてしまったからといって
必ずしも彼らが悪であるとは限りませんし、
この騒動の裏で利己的な動きを取る人類もいる訳です。

価値観や考え方それぞれに違ってしかりですし、
どの考え方がマズいと言っている訳ではなく。
そろそろ個々にチューニングする方法を見出しておかないと
この大きなシステムの中に飲み込まれてしまって怒りの炎を吹き出す事に
なりかねないという事だけ書きたかったので自由に書かせていただきました。



アニメも好きなもので。。
グレンラガンの監督・脚本の方が作られた「プロメア」のラストシーン。
見逃していたものを最近見たのですが、同じ事だなと妙に納得のいった内容でした。

アニメの中ではもっと現実的な内容にできるのに妙にぶっ飛んでいて
無意味にスケールが大きくなっていく作品内容が非常に好きです。
全くこないであろう未来を見させられているという意味では
シド・ミードやジョン・デロリアンに近い感覚かもしれません。
言葉が稚拙ですが「愛のある余白」のような。
お好きな方は是非。

安い終わり方になりましたが。
「少し見えました」というご報告でした。