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2022/01/13 08:00

当店の寝具は調整や設置方法に特殊なものがあり、
メンテナンスのご説明や使用上の注意なども一緒に
現地で行うというスタイルを開店から続けてきております。

今年も「熟睡」を作り出す寝具を直接お届けさせていただきます。
引き続き日本国内、北から南に行けるだけ行こうということで
年明けからご依頼を頂いていたお客様のもとへ設置へお伺いし、
京都・横浜のお客様のお宅に搬入設置させていただきました。

移動時間に追われ、実は搬入時の画像が少ないのですが
フルセットでの納品を終えてまいりました。

横浜に行く日の朝、雲ひとつ無い晴天で富士山が綺麗に見えました。
遠い視点で少し霞んでありますが、おすそ分けさせていただきます。

当店は3年目のシーズンに入ります。
こんな状況にも慣れるといえばおかしいですが、
お客様の心と体の健康の一助となるべく活動を続けております。

しかし、またこの現状。海外のメーカーから商品入荷遅延も相次ぎ
合わせて世界的な海運の混乱。分かりやすいところで言えば
マクドナルドのポテトが足らないと言うのもその影響です。

昨年秋程から全世界で物流が一気に回復したのですが
世界の主要港で働く方が多く失業しており、物は増えても
対応する人がおらず、荷揚げができないという状況が続いていました。
昨年10月頃には何千隻の輸送船が港に入れず海上に荷物を持ったまま浮いていたそうですね。
船の数には限りがありますから何ヶ月先の荷物も予定通り乗せる事ができず
各社計画通りの商材調達ができていないという状況が続いています。

本当にコロナの影響の凄さを身にしみて感じております。
その為、昨年よりヨーロッパや北米の感染者数も追っており
おそらく年明けから感染者数も増えていくだろうと予想をしておりましたが、
やはり日本でも第6波の感染拡大と心配な状況が続いております。
そろそろコロナの事もこんなところで書きたくはないのですが、
私は直接お客様の元までお届けに上がる身ですので多少ご説明させていただきます。

店舗での寝具ご相談はは引き続き予約制でのご案内を続けております。
遠方の方や、また豊田市内の方からもWeb予約→Zoom相談の例が増えています。
この1年で私も店舗も進化していますのでこの経験から得たものを
これからも続けていきたいと思っています。

直接のご来店もお受けしておりますが、問題は商品の確保と直接配送です。
どうすべきか悩んではおりますが、お届けさせていただくお客様の
ご確認をいただきながら、この活動も続けていこうと思っております。

元々まくらの調整やエレメント調整にはお客様のお宅でご使用になる環境を確認し
お客様の体に合わせて調整を行う必要がありますので、この寝具セレクトを続ける限り
なるべく現地での調整をさせていただきたく思っております。

元々当店でフルセット納品の場合、お届けに設置料等はいただいておりませんが
ご心配な方は全て発送し、組み立てや調整などはZoomやテレビ通話などで
当方で助言しながら調整をさせていただければと思っております。
昨年沖縄の方からご注文をいただいた際、この方法で調整行いました。


そして昨年10月以降のご相談では欠品をしておりましたエレメント(調整寝具)
がベルギーよりどかっと入荷しましたのでお待ちいただいているお客様の元へ
ご注文をいただいた順番にお届けに上がっております。


マットレスが車のサスペンションのダンパーだとすれば
このエレメントはスプリングの役割を果たします。
*女性の方は分かりづらい例えかもしれませんが、
 これが一番しっくりくるのかなと思っています。

横から見ますと体の凹凸に合わせて沈んでいるのが分かります。
この体の凹凸は人によって違いますので凹んでいるところは硬く、
そして逆に飛び出たところは柔らかく調整します。

実際に設置して寝る際には上の写真の様に10cm厚程の
ノンスプリングマットレスの下に入れて調整していきます。
エレメントに直接寝ることはできません。

マットレスだけでなくお布団の下に入れて、現在お使いの寝具を調整する事も可能です。
当店では硬めの寝心地がお好きな方であれば、
キャメル敷き布団(ヘビー)の下に配置して設置する事もあります。



↑は横浜お客様へ納品設置させていただいた納品状態です。

ヘッドレスのベッドフレームを組み立ててその上にエレメントとラテックスマットレスを。
仕上げにウールベッドパッドにコットンニットのBOXシーツをセット。
まくらは現地で調整させていただき、お使いの羽毛布団にBOXシーツと同素材の
コットンニット掛け布団カバーをご用意させていただき設置終了。

寝心地だけでなく、体から放出される水蒸気や汗を素早く吸い取り
蒸れや寝冷えを起こしにくい年中快適な寝環境をお作りいたします。


何度もしつこいほど言いますが、なるべく予算を掛けずに現在の寝環境を良くする方法は
カバーやシーツです。寝具専門店でも品揃えのない寝具専門の特殊な素材をご用意しており
素材だけでなくお好きなお色目で国内工場で1枚からお造りする事が可能です。

少しづつですが、納品設置させていただいたお客様からも
お買い替えの方もご依頼が増えています。
カバー1枚からの寝具相談もOKです!

メーカー様などには「なんでそんな利益の出ないことをやっているの?」
と聞かれますが、これが私にとっては普通なのかもしれません。
どちらにせよ私もビジネスとして行っていることなので
赤字になる場合での出張はできませんが、全ての条件が整えば
2022年も現地設置での調整を行っていきたいと思います。
緊急事態宣言などの状況を見ながらとなりますが、
全国各地へお届けに上がりますのでご相談をいただければと思います。

引き続きよろしくお願いいたします!

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