2026/05/12 16:15

こんにちは。

アトマダ寝具店の店主 峯です。

2023年8月に実店舗は移転のため一時閉店。
豊田市の山間部で2024年春に移転を予告していましたが、
2024年2月、私が移転期間中に以前お世話になっていた企業で
同時に会社員を並行することを決めたことと、
2019年立ち上げから続けてきた自身の運営する子供服の店舗が
同月に急遽増えることになり、全ての仕事が回らず。
他方にご迷惑をお掛けする形で移転を断念。



そこから体勢を取り戻すことと、自身が決断したことに反省しながらも
全ての仕事を並行しながらに、まずは会社の成長を目標にすることと決め。
寝具店としての活動は少し蛇口を閉めることにして地下活動となり、
その中でも完全にお受けできる案件のみをいただいてきました。

2024年までにいただいていたお仕事でお受けできなかったお客様、
自身が引き起こしたパンクから影響の出てしまったお仕事に関しては
大変申し訳ありませんでした。

そして、今月5月。また止まっていたものが動き始めました。
並行していた会社員を辞職することが確定し、
自身の会社は10店舗、従業員70名の規模まで成長させることができました。
関係者の皆様におかれましては本当に本当に感謝をしております。
いろんな条件をお許しいただきありがとうございます。

また会社員を辞めると決めた4月末から、ありがたいことに
県内外からご相談をお受けしており、現在5件ほどの新規案件を進めています。



アトマダ寝具店開店当初から、寝具以外の仕事に関しては公にはお伝えをせず、
自身のこととしてのみ処理をして挑戦をしていく予定でしたが、
こうなってしまった以上、全てを明らかにしてご説明をしたく
前回のブログで全容を公開し、時間は空いてしまったものの
改めて活動再開を宣言して「アトマダ寝具店」を運営していきます。

まず、
①店舗復帰に関して
現在既に場所を探しています。
できれば山間部、前回と同じように同市内、足助地区に近いところで探していますが
他の候補もいただいているところでして、実際希望通りにはならない可能性もあります。
こればかりはタイミングと運もあるものですので、2027年を目処に復活させたいです。

あれから資材・建築費も上がっていますので、
今後どうやって運営するかも含め、再度事業計画からスタートさせています。

・ワンオペでやる
・日本中から依頼をお受けする
・在庫を持たずビスポークスタイルでの運営をする

この条件に関しては継続します。
人を雇うと継続しない活動だということは前店舗でも分かっていることですので
我儘をいいますが、実店舗は完全予約制での運営を行うつもりです。


② 弊社「ATOMA」の活動について
現在まだ会社形態は個人事業主を継続していますが、
いずれは法人化をせざる負えない状況に追い込まれています。
法人化はどうでも良いのですが、当初から持っている
マニュファクチュアリングとしての規模を継続したいと希望していて
それ以上のものに興味があまり湧かないという欠点を抱えています。

大きくは子供服事業と、所属する社員が長期継続して
雇用できるだけの新規ビジネスも考えています。
世界情勢の変化と現状のビジネスを上手く合致させることと、
もう一つの大きな目標は、「後継者を育成すること」
企業としては中期的なフェーズに入っています。

アトマダ寝具店は私の起業信念としても絶対に続けていきますが、
今後は同時並行で続けていけるだけの活動に留めます。
まずは既存のお客様へできる物理的なサービスを増やすこととし、
質を落とさぬようにお受けする量をコントロールしたい。と考えています。
会社全体の理念とサービスについては近々にHPを新設する予定です。

*お詳しい方に突っ込まれそうなので書いておきますが、
 開業当初から社会保険は任意加入しています。



③自身の社会活動の終了を見越して
先輩方には大変に失礼な言い草になってしまいますが、
あと10年ほどで私は隠居しようと思っています。

こうお話すると「またまたー」とか「今からですよ」と言われますが、
これは本当に考えていることです。
現在小生は43歳ですが、既に社会的な役割からの離脱を考えていて。



理由は「老害化が進んでいるから」笑、、 と感じています。
既に体の機能と、アイデアを支える脳内にフレッシュなものが
湧いてくることがなく、俗にいうミドルエイジクライシスを体感しています。
同時に、角幡唯介さんの「43歳頂点論」を拝読したことも
大きなターニングポイントになった気がします。
要は山の降り方を考え始めている。と言うことです。

「いつまでもあると思うな親と金」ではないですけど、
日本という国に生まれて、日本という国で死ぬために
残された時間で何をやるべきかを考え始めた訳です。
200年後、300年後の未来を小さいながらに考えながら。

「人は死を受け入れたときに素直になる」と聞いたことがありますが
ポジティブ他界と言えば良いのでしょうか、私に語彙力がないので
みうらじゅんさんのような「老いるショック」や「アウト老」など
ポップな言葉で包み込めるようにしたいのですが、
タブーとされる死をより陽気に迎えられるように
今は必死に考えることだと感じています。

以上を以って再開宣言といたします。


全ては私の根幹を育ててくれた「寝具」を通しての活動と、
両親や先輩方。友人や同僚、後輩たち、社員たち。
今まで支えてくれた方への恩返し期間に入ったということだと思います。

これはサイドストーリーなんですが、、
死を語ると日本では大概変な目で見られることが多いのですけど、
先日そんな話を私の尊敬する同年代の方と話をしていると。
彼が私にはなかった新しい考えを語り始めました。

彼は地球脱出を考えているようで、
「帰還能力のないポッドで地球外に出ていき、
誰も見たことのない空間を実況したい」と言うのです。
慣性の法則で進むうちにそのまま空気がなくなり
冷たくなっていき、そのまま自然死を迎える。
現世ではその為にかかる費用を稼ぎ出せれば、それで良いとのこと。

クリストファー・ノーランの「インターステラー」のようなこと?
と私が尋ねると、
「アカシックレコードのようなものに触れるのも悪くないですね」
とのこと笑



確かに宇宙に自身の存在は残るわけで、
無酸素空間では腐敗が起こらないことだし、
スペース即神仏という名前にしましょう 笑

と2人でゲラゲラ笑っていると、隣で聞いていた
彼の店の従業員さんは難しい顔をしていました 笑

その後私は「自分の気に入った空間で逝きたいと思っている」
と話しました。
その為の空間を、残された時間と費用を引き換えて作る作業に入ります。

自身の新しいチャレンジはその後も進めていきます。
この2〜3年で同時に決めたことは、
体力・能力的に持ちきれないものはまず
「次世代に引き継ぐもの」と定めることができました。

人生の締めくくりに大きなボケもかましたいと考えていまして、
これに関してはサプライズが良いかなと思っていますので
ここで語ることはないと思います。

「人生を賭した実験」と以前から申しておりますが、
・いきなり寝具屋をやってみた    → できた(作れた)
・並行して他事業もやってみた    → ある程度までは成長できた
・プラスしてフルタイムでの会社員もやってみた → なんとかこなせた

やれることはやってみよう!!という、NHKの教育番組でも
絶対に放送できないような体験を好んで推し進めてきました。
私自身が自分の能力を道具のように捉えていまして、
「道具に機能をどれまで付けられるのかの限界を知りたい」
という子供心がどうしても心の中で疼いてしまいます。

結果は破綻も生んでしまうわけですが、
どこまで圧力をかけたたら心が折れるのかという
素材の圧力実験に近いものと思っていただければ良いかと思います。



まぁここまでをお話すると「訳が分かりません、、」とか
「他者に迷惑をかけるな!」というお声を他方からいただいてしまうのもよく分かります。

ただ、資本主義社会の中でフォーマット化されないもの。
また、誰もやっていないことをやってみたい。
という気持ちが強くありまして、欲求に素直な状態でありたいと願う心と
なるべく頼まれたことはやれるようにしておきたいという準備のために
自身の成長を強制的に押し広げた7年間を過ごしてきました。

理解を生むかどうか、、それは私には分かりませんが
こうやって他者に話すことで新たなコミュニケーションの可能性が湧いてくる。
と信じて、この文章を書き連ねています。

開業10年でまた何か感謝祭的なお祭りをやりたいなと感じている訳ですが、
まだあと3年で会社が潰れないとも言えない、ヒリついた情勢になってきました。
海外から物を仕入れて国内で売る。私の様な小売業は特にです。
日本ではまだまだ他所ごとに聞こえますが、ここから更に想像もできない
残酷な世界が待っているのだろうと感じています。
だからこそ他ごとにせずに、自身で荒波を乗り切る方法を考えていきたいと思うのです。

兎にも角にも「面白い空間」を実現化するために
またしばらくは勉強の旅に出ようと思います。
夏には北海道へ。来年の明けにはまたヨーロッパへ行く準備を始めました。
最近では一番上の娘が中学生になり成長したことで、
巣立ちをいつ行うかも楽しみにしています。

まずは次の3年、その次の10年後に向けての設計図を描こうと決めました。
旅立ちや決別にはそれぞれの成長が秘められています。
辞めた会社の方々にも十分なお礼ができていないので、
新しい店舗にお招きしたいと考えています。

皆さまその時に向かって、またお会いできればとっ。
また、店舗の場所についても豊田市内の山間部で
お貸しいただける場所があるのであれば、ご紹介いただけますと幸いです。

以上アトマダ寝具店復帰のご挨拶に代えさせていただければと思います。


アトマダ寝具店 店主
ATOMA 代表
峯 自若

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