パシーマをプロデュースしている企業があると聞き
即座に問い合わせてみると代表の荒川さんは
広島県で寝具製造している企業の社長を父に持つ
商品開発の方でした。

パシーマと同じく表地・裏地は医療用のガーゼで出来ており、
中綿も同じく医療用の脱脂綿。肌に当たる面は全てコットンの３層構造。
表からでも裏からもで水を吸い、保水出来る機能を備えています。
タオルを同じように使っていただけますし、
毛足の長いタオルと同じような吸水保水能力を持っています。
使い勝手の良いサイズになっているので、
通常のタオルとしての使い方だけでなく
お風呂上りの髪の毛に巻いて吸水させたり
お子様のお昼寝のケット、パッドとしても使えます。
タオルと違って耐久性が高いので、ハードに使っていただけます。

＊画像は１度洗いをかけた商品と新品とを比べたものになります。
　洗っていただくとふわっと膨らみ、肌当たりも柔らかくなります。
　新品はアイロン加工がかかっています。



九州・福岡の山間で20年に渡り同じ商品を作り続けている会社があります。
寝具業界の中では知らない人はいないほどの工場になりましたが
昭和22年から続く会社は2度の不渡り、工場の火災などの危機を乗り越えて
今があると３代目社長はおっしゃっています。

元々は医療用の脱脂綿を製造する会社でしたが、１代目のアレルギーがひどく
そこから寝具を開発して自分で治してみようと言うところから開発がスタートしたのです。
何度も失敗を繰り返しながらも商品のクオリティーが上がる内に
先代の病状も良くなり、商品の良さが口コミで広がるにつれ会社の業績も安定し、
表地のガーゼ素材から中綿の脱脂綿の脱脂工程も自社で全て行い、
裁断、縫製、仕上げ、検品までを同じ工場の中で集約するほどになっています。
ものづくりに詳しい方はおわかりかも知れませんが、原料の用意から生産までを
大量生産化しようと思うと並大抵の努力では行えませんし、
もし原料が作れなくなった時のリスクを考えると原料も保管しておかなくてはいけません。
その倉庫賃まで自社で持つという事になります。

どうしようもない状況から脱脂綿で世の中を良くしようと立ち上がった
小さな会社が起こした奇跡は日本中にパシーマファンを作り、
全国からファンレターが届くようになって今では事務所の壁一面になるほどになりました。

脱脂綿は非常に水分を吸いやすく、これを使用した敷きパッドとキルトケットは
体から出る汗・水蒸気を素早く吸い取り肌を清潔に保つだけでなく
睡眠の質を阻害する湿気を吸収してくれます。
何度も洗濯し繰り返し使うことの出来る堅牢性も魅力です。

赤ちゃんが口に含んでも問題のない
OEKO-TEX STANDERD100基準をクリアしています。
人体に有害な残留薬物や金属類はありません。
まだ日本では一般的ではありませんが寝具の安全性に厳しい
欧州基準をクリアしていますので安心して使用していただけます。


SIZE 60×120cm

表　cotton 100% ガーゼ
中綿　cotton 85% 脱脂綿　polyester 15%

OEKOーTEX　STANDERD100

color indigo