春夏秋とスリーシーズンお使いいただけるケットです。
日本では肌掛け布団と呼ばれ、ダウンケットの様な使い方になります。
冬は羽毛布団の中掛けとしても活躍しますので通年使用可能です。

キャメルは吸湿・放湿性能共に高く、貴重な素材であることから
寝具の中では最高級品になりますが
「寝た気がしない」「寝たのにダルい」
「何度も目覚めてしまう」という方におすすめです。

動物性の繊維の特徴は吸湿・放湿性を備えていること。
水分を吸うだけでなく、周りの空気が乾燥してくると蓄えた水分を
空気中に放散させるという自然の機能を持っています。

なぜ当店がここまで素材にこだわるのか。
「熟睡」「安眠」ができる寝具をお勧めしたいからです。
寝心地は当然ながら人間が活動時に蓄積した体の疲れや心の負担を
芯から癒してくれる時間を体感していただきたい為です。

安眠熟睡に欠かせないのが湿気のコントロールです。
ラクダの毛はストローの様な構造を持っており、
表面積が広い為寄り多くの水蒸気を吸収することができます。
キャメルの放湿性能はウールの１.６倍高く、
ムレにくく睡眠時の快適度を上げてくれる性質を持っています。

吸湿発熱とは水蒸気が液体化した際にできる熱エネルギーのことを言いますが
ポリエステルに代表される化繊では吸着した後の放湿性能がない為
冷えが発生したり、ムレてしまい深い睡眠を得ることができません。

朝方、布団を蹴飛ばして「寒いっ！」と起きてしまう方の多くは
この蒸れた状態が続き寝環境が崩れている可能性があります。


ビラベックのこだわりは原毛の洗浄にもあります。
一般的には洗浄の際に洗剤・漂白剤を使用する為、
原毛が痛んでしまい吸水性能も落ちてしまいます。
塩素で牧草などの不純物などを取り除くこともあるので
もちろんタンパク質でできている原毛も痛んでしまいます。
実はその際に本来の性能をガクンと落としてしまうのです。

大量の水とできるだけ少量の中性洗剤のみで洗いをかけています。
昔ながらの製法でキャメル本来の良さを引き出した素材ということになります。

ラクダが元々持っている油分が原毛についているので
汚れがつきにくく、多くのメンテナンスも必要としません。
できれば２〜３年に１度クリーニングお願いいたします。
＊心配な方は自宅でのお洗濯避けてください。ご相談いただければと思います。

工場で作成されている所を撮らせていただきましたが
ビラベックは原毛を管理する所から違います。
圧縮した原毛を機械にかけてほぐし、500kgづつ部屋に分けますが
その際に定期的に水をかけて湿度を保っていました。

その後原毛はシート化されますが、それをいく層に重ねてから
吹き出しや偏りが発生しない様にネットで止められます。

＊画像８枚目　日本では一般的な方法ではありません。
　通気性を上げる為不織布ではなくネットで留めています。

それを生地にセットしてからキルトをかけていきます。
キャメルケットは日本サイズで特注していただいているものです。
機械での生産ができないので一つ一つ型にはめてから手作業で生産されています。

＊画像１２・１３枚目はこのケットを作成しています。

表生地はドイツ製の光沢感のあるコットンサテン生地で
一般的なシーチング生地に比べ軽く、体に沿うので掛け心地いいのが特長です。
生地と中綿の間に不織布を入れたりするのですが、
これをすると吹き出しは抑えられますが掛け心地が硬くなってしまいます。
余分なものがなく、純粋にキャメルとコットンのみで作られています。

工場の撮影は２０２０年１月店主がドイツへ行き
ブルッフザール本社と工場を訪れ撮影したものです。

詳しくはこちらで。
https://shop.sleep-atomada.com/blog/2020/01/21/182929


color： 　　White
material： 表裏側地： 綿100%（サテン）
詰物： 　　キャメル：毛100%

SLのみ 150 × 210cm（1.1kg）

＊国内在庫がある場合１週間ほど、ない場合は３〜４週ほどお時間いただきます。
　納期確定次第お知らせいたします。
＊特注の為シングルロングサイズ以外はございません。
＊１６枚目〜２０枚目の画像はカバーを掛けた画像になります。

ドイツ製


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https://coubic.com/sleep-atomada/944326/express