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2023/12/15 06:23

こんなブログ誰が読んでいるのか、、、
私はこんなことを書きながらも、ふと『本当に意味があるのか??』など思い、
性格的に興味が散発することもあり時々筆の進まない瞬間はあって。
どうしても期間が空いてしまうことがあります。
〜その1〜を書いてから約1年以上このテーマを放置してしまいました。
と言うのも、このテーマに限ってはかなり体力のいることで、、
少しづつ書きためていたものを修正しながら放出していることもあってかなり遅くなってしまいました。



睡眠のメカニズムについて少しだけ書いておこうということで〜その1〜を
書き下ろしましたが、後で読み返すと書いている本人も「真面目に読むものでもないな」っと感じますから 笑
今回もその程度で付いてきていただけますと嬉しく思います。

さて、今回も幾つかのテーマに分けてお話しさせていただきます。
前回からかなり時間も経っていますから〜その1〜についてご興味があればこちらで。

前回は人間の睡眠と言うよりは地球(宇宙)に住む人間の前提環境についてお話しさせていただきました。
基本的な人間の生活に関わることについてお話ししているので、思想的なものはなく、
この条件に左右されていない方はいないものと思いながら書き進めていきます。
ではサクッといきましょう。

(1)レム・ノンレム睡眠

私は生物の脳の中のことは宇宙だと思っています。
それだけに分かっていないことが多く、なんとなく聞いたこともあるかもしれませんが
「おそらくそうであろう」というもの以外の確定的な事実は解き明かされていないというのが
現在の脳科学の限界の様ですね。今のところの仮説ということです。

私もその専門家ではありませんから職域を使用した知識を元に話しているにすぎません。
ただ、このテーマを避けて睡眠を語ることができませんからまずここからいきましょう。

なんとなく聞いたこともある用語だと思いますが、「レム睡眠・ノンレム睡眠」についてです。



成人はレム・ノンレムの周期が約90分間隔。大人はそのほとんどがノンレム睡眠ですが、
赤ちゃんは50〜60分と短く、多くはレム睡眠となるので熟睡している時間が短いと言われています。
赤ちゃんの夜泣きはそういった説明もできるのである種仕方のないことですね。

レム睡眠の特徴
脳:活動している
目:キョロキョロ動く
心拍:不規則
血圧:変動
意識:鮮明な夢・歯ぎしり・夜泣き

ノンレム睡眠の特徴
脳:休止
目:動かない
心拍:減る
血圧:下がる
意識:熟睡(夢は見ない)

という特徴があります。
多くの方が勘違いしていますが、レムよりノンレムが多い方が
良いというグラフで言うゾーンの区分けを気にされています。
店頭でも「ノンレムの方が良いんですよね?」っと聞かれることもありますが、
人間はこの交換を以って段階的に記憶の整理と定着。
また不必要な記憶の整理やストレスを軽減しています。

実は「熟睡」というテーマに限っては縦軸の深さの話をしていますので
その表面的な区分けより、それより下の深度という視点を元にお話ししますね。

赤い点線で書いたものは現代人に多くなっている「不眠」という症状を表したものです。
覚醒ラインを過ぎた際に意識が覚めてしまい「途中覚醒」という症状を引き起こします。

あまり知られていませんが、これは人の睡眠を考えた際には異常な状態です。
原因は様々ですが、夜中に何度か起きてしまうという特徴を視覚的に表すと
覚醒ラインを上回る地点。赤い点で示したところで発生するだろうというものです。

人の睡眠にとって大切なのは、
①(覚醒する時間も含んで)正常な入眠環境を整える
②入眠してからの寝室環境を整える

という概念を元に活動をしています。
しかし現在、ほとんどの方ではこのグラフどおりにはならないと思っています。
その理由は後ほどお話ししますね。


(2)睡眠のゴールデンタイム

子供の頃によく「10時までに寝なさい」とよく言われました。
もしくは現在も発している方もあると思います。その根拠は?
と言われた時にお使いください 笑

正確に言うと
①22時までに睡眠中であるということと、
②毎日の生活リズムが整っているという2つの条件が大切になります。

脳内の垂下体から入眠後1〜2時間後に出始めると言われていて、
22時までに入眠していれば23時から25時辺りまでに活性化します。
この時間の1周期90分間で起こる動きを「眠りのゴールデンタイム」と呼びます。

先ほどご説明したノンレム睡眠の睡眠深度が下底に触れた瞬間となりますので
深い睡眠が必須であり、それがきっかけになるということです。



成長ホルモンというものは子供の成長だけでなく、
成人の健康や美容にとっても重要なものです。
健康的な体型や頭髪、肌に関しても同じことが言えますので
多くの方が関心のあることではないかと思います。

太りやすい方の中で、正常に睡眠が取れていない方は
熟睡ができていない為に太りやすい体質になっているということも考えられます。
運動や食事のバランスというのも要因には挙げられますので
全てをうまく整えていくということが大切です。




分泌量については年代によって差があります。
残念ながらいつまでも無尽蔵に出続ける成分ではありませんので
前提条件としてそれを知っておくというのも重要なことかと思います。



そしてもう一つ。成長ホルモンは日中の活動時間の中ではほとんど分泌がありません。
肌や頭髪、骨や筋肉や内臓などを作る細胞を作る時間は就寝している時間ということです。
良質な睡眠によって引き起こされる事象であって、
質の高い睡眠を取らなければこの活動を阻害することになります。

その他のホルモンも大切な働きをしています。
睡眠を語る上で成長ホルモンと同じく大切なのはメラトニンとセロトニンの関係性です。

なんとなく聞いたことがあるなーという程度かと思いますが、
まず入眠時に必要なのはメラトニンとなります。
起床時に必要なのはセロトニンというものです。
共に松果体から分泌される脳内物質で睡眠と深い関係性を持っています。

・メラトニン … 眠気を作り出す脳内物質 (睡眠ホルモン)
・セロトニン … すっきりと起床を促す脳内物質 (幸福ホルモン)
・トリプトファン … 必須アミノ酸

人は全ての物質を自己生成できませんので、
食べ物からトリプトファンという必須アミノ酸を原材料にまずセロトニンを生成します。
そもそもは食事にも密接な関係性があることになりますが、
確実に健康的な食事が取れているという前提のもとにお話します。

このセロトニンは幸福感を生み出すホルモンで、特徴として睡眠から目を覚ます際に分泌される物質です。
メラトニンは光源が無くなり暗さを感じるとセロトニンを原料に作り出されます。
眠気を呼ぶきっかけを作ってくれる物質で、熟睡には欠かせない脳内物質です。



「寝付けない」「深く眠れない」という不眠症の原因で多いのは
過度なストレスによって起こると考えています。ストレスの原因は様々ですが、
多幸感を得る為に生成されるメラトニンが1日中で続けてしまうという異常が続き
メラトニンの働きを抑えてしまうという現象が起こってしまいます。

セロトニンの分泌量が異常に高い方というのはどうしても入眠がしにくい状況にあります。
ストレスを抑えるということは相当難しいことですが、コントロールすることはできます。
しかし、現状の生活で寝付けないという症状の多くは
残念ながらその「ストレス」というものになってしまうのでしょうね。




(3)世界の睡眠時間

現在日本の平均睡眠時間は6時間30分ほどです。

私は仮説を立てる際にまずデータを見るようにしています。
2018年のデータを見ると7時間22分となっていますが、
この5年ほどで7時間を切り、更に現状は悪くなっています。
また古いデータを見ても有職者の分布で見ると20分から30分平均より短いと予想します。
有職者、無職者の年齢分布は実労働層とそうではないグループに分かれますので
無職者のほとんどは65歳以上の高齢者のグループと考えるのが適当でしょう。



そもそも平均睡眠時間の8時間を誰が導き出したのは謎ですが、

労働時間     8時間
睡眠時間     8時間
その他の活動時間 8時間

というのは人の歴史の中でみても恐らく健康的なデータなのではと思っています。
そのデータ元に健康的なモデルが作られているように感じます。
そもそもデータとは統計学です。統計から異常と正常を振り分ける作業。
これの連続を監視することである程度の正常値が出ると思っています。
データの連続は歴史に沿っていますから恐らく間違いないものと思っています。

そして皆さんが6時間半という睡眠時間を聞いた際に驚かれない方もあると想像しています。
なぜならこれを読まれている方もその環境に近いと想像するからです。
ここであるデータを見て欲しいのです。



年代も発表も別データですから少し乖離はありますが、
日本は世界的に見ても最下位ランカーであるという事実は変わりません。

コロナ禍以降も労働時間は減り続けていますので
その点の負担という点に関しては問題はありませんが
そもそも日本人は働きすぎと言われ続けていますし、
年間所得に関しても見たくないですが世界とかなりの差をつけられているのが現状。。

1990年起点のGDP成長率の水位もご覧の通りです。


世界の平均年収の水位



日本の平均年収の水位


どのデータを信じるかというものもありますが、現在お隣韓国にも所得では抜かれてしまい
中国のデータは怪しいですが、10年ほど前からアジアの先進国という実像は薄くなりつつあります。
日本と同じく韓国も人口が減り続けている現状も同じですが、何かが違うと思っています。

すべてのデータから今起こっている日本人の睡眠の結論は
①睡眠時間の減少は進み続けている。
②世代間ギャップがある。
③睡眠の質も悪くなっている。

と言うことだと思います。


(4)寝たら忘れるは本当

さて、状況に手を招いてこのストレスに受け身になる必要はありません。
そもそも人間の基本機能の中に毎日脳内を整理するデフラグのようなものが備わっています。
ただ、それを正常に引き出すことができないという現状があります。

ストレスを軽減する健康補助食品や、睡眠を幇助するものも最近では流行っています。
それほど皆さんの健康意識の中で「ストレス」「睡眠不足」というのは
国民的なホットワードなのだと思います。それもそのはずです。
多くの方が熟睡できない寝具の上で寝ている現状があるからと想像しています。
これについては「まとめ」でお話します。

さて、下のグラフを見てください。
なんとなく知っているという方もあると思いますが、
先ほど説明したレム・ノンレム睡眠中に何が起こっているのかを
分かりやすく示したものになります。



睡眠中人間の脳では
①記憶の定着と整理
②ストレスの軽減

という機能が働いています。
ただ、このグラフは脳内で正常な記憶の整理ができていれば、、の話です。
熟睡という睡眠深度が稼ぎ出されていれば。という条件の元にあります。

少し話は脱線しますが、、
一時、学習塾に在籍してチューターや生徒指導の職に就いたことがあります。
自身でも未経験業界から初めてのヘッドハントだったので当時は戸惑いましたが、
今まで得たデータの中でも興味深いものを手にすることになりました。



小学生限定の中学受験専門の業態で、東海圏ではまだ需要のないものですが、
東大や京大、誰もが聞いたことがある海外の大学に目標を置いている生徒が通う学習塾で、
色々なものがDX化される現代でも手を動かして記憶定着させるカリキュラムが特徴の塾でした。

私も初年度からそんな世界があるのかとびっくりしたのですが、
初年度の卒業生の中には毎日新幹線に乗って名古屋から京都や奈良に通う生徒や、
両親のうちどちらかが関東関西に移住して開成・麻布・雙葉・灘・神戸女学院に入学したり。
私の担当する生徒さんの中では、実際に父親が転勤願いを出して娘さんと移住するという方もいらっしゃいました。

上記のような学校を狙いたいと言われれば、
我々も小さな体とその精神にかなり無理を強いる選択となることを伝えます。
トップクラスが受験期に突入するとお弁当を食べる時間も、トイレに行く時も私語禁止となります。
当然のように色んな問題が毎日引き起こります。私はそこでケースワーカーの様な立ち位置になりました。

ある夏休み中、夜11時に男性生徒の母親からレッドコールがありました。
担当生徒が自宅で暴れていると言うものでした。
彼も国内でもトップの偏差値を誇る学校にチャレンジする生徒です。

母親に彼に聞こえる様にハンズフリーにして電話を置く様に伝えました。
暴れる彼に語りかけましたが、話を聞いていくと「宿題が終わらない」と言うものでした。
皆さんが思う宿題の量ではありません。彼らの6年生の夏は1日8〜10時間ほどの授業を受けて
そこから3時間〜5時間分の宿題が課されます。
要領よくこなすことが重要なのですが、彼は体格も小さく体力もないので
学力はあっても宿題が進まず、夜11時になってもまだまだ寝れない状態でした。

私はその時に宿題を諦めて、すぐに寝る様に伝えました。
彼の母にも少なくとも11時には寝ることができる配分にすることを伝えました。
次の朝確認すると、宿題は全て終わっていました。
朝6時に起きて塾に来る移動時間1時間で全てを終わらせてきたのです。

彼だけはそこから朝方に起き移動時間に宿題を進める方法に置き変えると
レッドコールは鳴ることはなく希望校に受かると、感謝の手紙までいただきました。

人は寝ることで記憶の定着を図りますから、
寝ずに勉強することは全くの不効率であると言わざる終えません。
座学で多くの会得を志す方には特にお伝えしたい内容です。

大人でも同じ様に仕事の効率を上げたいと思われる方には
「熟睡」というキーワードが脳内だけでなく、体内に住む菌や細胞の変化にも影響を与えます。
体調管理や太りにくい健康的な体づくりにも関わってきます。



(5)まとめ

当店に寝具の依頼をいただく場合。
多くの場合で

①筋肉の痛み・痺れ・違和感 
②不眠・途中覚醒・入眠できない(睡眠障害)

というネガティブな条件をお持ちの方が多いです。

仕方のないことですが、人は経験を通してでないと想像ができません。
私も含め寝具を変えたいと思った時、その時には何かしらの症状があると考えています。
健康的な状況で寝具のご依頼をいただく場合もありますが、
私の中でのケース保管を考えると、仕事ととしてお受けする際には
ネガティブ条件の方がお話できることが多くなっていきますので、悲しいことですが
寝具や睡眠のスキルについては特異性のあるご依頼は嬉しいケースになります。。

その中でご依頼を頂く条件では近年多くなっているのはでしょう。
10年ほど前はそれほど多くはなかったのですが、私のいただくケースでは
この途中覚醒や不眠、睡眠によってスッキリする感覚がない方が増えています。

最初にお話しした赤いラインに示される様な「熟睡ができない」という症状の方もいらっしゃいます。
原因は人それぞれですし、私はカウンセラーではなく寝具屋ですのでその中だけで限定的な話をすると
睡眠障害という症状にお答えできる明確な答えを持っています。



「人類の進歩の弊害」

と考えています。

消費活動の為のシステムが完成し、私たちは毎日生産性のある仕事をして
電気やエネルギーを消費しながら生活をしています。
日が落ちても24時間仕事ができたり、家に帰っても煌々とした灯りを手にしました。
エアコンなどの空調機器で空気の温度もコントロールできます。

蛇口を捻れば水が出ますし、この100年間で温水も当たり前の様に使える様になっています。
1930年代頃までは海外でも温水の出る家というのは珍しかったと言いますから、
その高度なインフラを簡単にお金という価値で担保できる様になりました。
人はその文化的なエネルギーを保管する為に生産性のある仕事に就ていると言っても良いと思います。

そして現在、エネルギーの大部分である石油についてです。
エネルギーを生み出す際にも使われていますが、日本では人の作る製品に
石油加工品が思うよりたくさん使われています。既に石油製品なしには生活は成り立ちません。
私の扱うファブリックや繊維の世界では、現在そのほとんどが「化繊」と言われる化学合成繊維です。
当然ながら寝具の中にもその多くが含まれます。皆さんの寝る寝具の品質表示を見てみてください。



敷きパッドに関しては中綿まで、そのほとんどがポリエステルです。
前もお話しましたが、敷きパッドの市場は年間で1000億円ほどになり
国内でもその普及率はかなり高い状態になると想像しています。

私がデータから推察する現状では、、

・寝具の素材が化繊化している。
     ↓
・熟睡ができなくなる。
     ↓
・ストレス忘却機能が働かなくなる。
     ↓
・不眠症状の訴えが増える。
     ↓
・これからもストレスで悩む方が増えていく。

この社会問題に終止符を打ちたい。このデータを見たときにこれを想像し、
2020年以降にさらに状況は悪くなると推察しました。
そこで私はインディペンデントな寝具店を起こす準備を始めました。



なぜ独立的な立場を取らないといけないかですが、今の企業の多くは
マンパワーを最小限に利益を確保することを念頭に置いて活動します。
利益を優先すると化繊を多く使わなければなりません。
弊社もいち企業ですので利益追求団体であるべきなのですが、
私はこの社会問題と立ち向かうために独立しているので
そのバランスを保つことを第一優先しながら運営を行っています。



石油はもともと有機由来の成分が堆積した中から採れる化石燃料です。
成分としては大半が炭化水素。ただし詳しいことはあまり分かっておらず、
いつ枯渇するのかも分からず、超深度の掘削ができればどこでも石油が掘れるとか、
アメリカも枯渇していたのにシェールガスを取り出す技術を手にすると、
再び石油産出国としてトップになっています。
だれも何か知らないまま使っている不思議なエネルギーなのです。
これも言ってしまえば天然素材なのですが、問題なのは人間の加工技術の進歩です。

海外でモビリティは電気自動車化の流れもあり、なんとなく石油に依存しない方向性になりつつある近年ですが、
私は石油製品が悪いわけではなく人が便利な生活を送る上で、メンテナンスを避けたり、
製品が長寿命になる様に人が利便性や生産コストのみを求め、
人の手によってその成分を変化させ続けてきたものです。

それに比べると私が扱う天然素材というものはメンテナンスが大変で、
価格の高騰もありますが、世の中から倦厭される動きも出ているほどです。

ただ、寝具に限って熟睡をしたいのであれば、なるべくこの化繊を使用しないことです。
温度変化や湿度変化の様な環境適応に弱く、温まれば魔法瓶の様に暖かくなって、
人の体から出る水分がたちまち蒸れを生むと湿度は上がり続けます。
*パジャマもなるべく天然素材であるべきと思っています。



何度も言っているのでもうしつこいと思われるかもしれませんが、
人の熟睡できる環境は 温度33℃ ±1℃ 湿度50% ±5% という
数値で表すことができます。
つまり、、

暑くもなく、冷たくもなく、
蒸れもなく、快適な環境。

ということが求められます。
私は化繊が嫌いなわけではありませんが、
こと寝具に限っては天然繊維をふんだんに使用した寝具の上で
自身は寝ていますので、自然にこれを販売しているという訳です。

私は政治や情勢を変えることはできませんが、
睡眠時間というものにその出口があるのではと思っています。
それはデータが指し示しているからです。

先ほどお話ししたバランス。24時間を3分割した人生設計。
80年のうち約26年づつをそれに充てていけば良いのです。

「食う寝る遊ぶ」と言いますが、ただ働く・寝る・遊ぶだけではなく
密度や深度を濃くする作業とその時間を自ら作り出すことは逆に言うと政治や情勢、
また思想やライフスタイルには影響が及ばないことですので誰でも簡単にできます。

この活動を通して個人の時間や働き方や遊び方を他者に任せるのではなく
現状に疑問を持って人の生活を自身に取り戻す活動なのだと思っています。
私は寝具以外のことはできませんが、自身の寝具、また生活に関わる道具や
洋服や肌に直接触れるものに関しては必ず自身の手で触ってから確かめることを心がけています。

私の場合その限度を超えていますから(笑)
素人が工場や農場に行って素材に人の手が関わることで
人間の生活にどんな影響を及ぼすのかも知っておきたいと思っています。
良いことも悪いことも全ては知識と経験になることです。

だらだらと長くなってしまいますからそろそろ終わりにしたいと思います。
私の書く文に脱線が面白いという方もあれば、簡潔にして欲しいという方もあると想像しています。
一方向性にお伝えしているデータになりますからそれなりのものと思っていただければ良いと思います。

熟睡についてのデータや情報はこのブログでも扱いたいと思うものですが、
なんせ描き下ろすのに時間がかかることと、店舗にお越しいただいた際に話すことがなくなってしまうので
あまり率先して話すこともない現状が私もよくないと思っていますから。
定期的にお話ししたいと思っています。
とにかく分かりにくい世界のこと、興味の薄い分野であることは自認しています。
ただ人の生活を支える道具の一つなんです。



ただ、生活環境は人それぞれ。
私の環境はどうですか?というご質問でも構いませんし、
頭から非難するということもありませんから。
少しづつ変えていくのであればカバーリングからオススメすることもあります。

全てオーダーメイドにした理由はここにあります。
それぞれの生活環境と趣味嗜好に細かく合わせていく。
全ては気持ちの良い空間を作り出すことと、
より良い人の人生を創造すること。
人という自然物の可能性に掛ける活動を続けていきます。


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