SOLD OUT
沖縄県宜野座村にて昔ながらの製法で作られる純黒糖です。
始まりは沖縄にお住いのお客様からお祝い返しをいただき、
その中にこの黒糖が入っていました。
私も黒砂糖が大好きで、喜んでそのパッケージを開けた瞬間、
知っている黒糖ではない風味がしました。
全体的に色が緑がかっていて、口に含んだ瞬間ホロホロと口の中で
溶けていくこの食感も驚きましたが、植物の風味というのかなんなのか、
日本茶の様な力強くも若々しい青い香りが鼻に抜けます。
黒糖では体験できない様なこの風味と一緒に、
浅煎りのフルーティーなコーヒーを合わせると、
このマリアージュがたまらなく癖になりました。
しかも喉が乾く様な強い甘みはなく、優しい甘みと食感で満たされ
次の瞬間にはお客様にこの黒糖を扱ってみたいとメールを打っていました。
生産者は運良くお客様の先輩に当たる方の様で、
すんなりとお話ができ、すぐにお取り扱いをさせていただけることとなりました。
製品は出来立てのものをすぐに空輸していただいています。
黒糖がお好きな方にもですが、原料はさとうきび100%のみですので、
お子様のおやつなどにも安心して食べていただくことができます。
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渡久地 克
とぐち すぐる
沖縄県宜野座村在住
先祖より受け継いださとうきび畑から取れる新鮮な材料だけを使い、
昔ながらの釜炊き製法で作られています。
通常黒糖になるまでは2〜3日を掛けて作られる為、この独特の風味は
一般的な黒糖にはなく、その工程の中で消えてしまいます。
彼は「これが本当のさとうきびの味」だと教えてくれました。
その製法は「鮮度」が大切であり、刈り取りの選別から
収穫、搾汁、竈焚き、冷却までを1日で行います。
そうするとこのさとうきびの風味が生まれるのだとか。
1日に1回のみを竈焚きするので、生産できる量が決まっています。
それ以上の受注は受けることができないので、貴重な黒糖なのです。
また、薪で火を起こすことで短時間、高温で結晶化が行えます。
薪を使用しないと独特の風味は損なわれてしまうそうです。
通常は温度や粘りなどを測りながら生産するそうですが、
彼は全てのタイミングを数値には頼らず、9歳から続けてきた
毎日の日課の中で覚えた感と経験を頼りに生産を続けています。
特に夏はさとうきびの糖度が下がってしまうことから、他の農家では
黒糖は生産できません。彼の家ではその製法が代々受け継がれていて
夏でも黒糖の生産ができ、その純度は通年変わらないものが取れるとのことです。
宜野座では一番大きな農家だった様で、昔は親戚が20〜30人総出で
刈り取りなどのお手伝いをしながら黒糖の生産をしていましたが
現在は1日に取れる分だけ、作れる分だけを生産しています。
80年前から使われている絞り機はいまだ現役で、器具に純度の高い鉄を
使用することで黒砂糖の黒色が安定して出る様になるのだそうです。
ホロっと口どけのよい、さとうきびのミネラルいっぱいの純黒糖を
皆様のご家庭にもお届けさせていただきます。
品名: 純黒糖
原料: さとうきび (沖縄県産)
内容量: 200g
賞味期限:作成日から6ヶ月
生産者: 渡久地 克
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